菖蒲の葉
菖蒲の葉は香りが強いことから、魔物を退散させる力があると考えられてきたためです。
香りの強い植物が魔物をはらうというのは、西洋の吸血鬼がニンニクに弱いように、世界共通の考え方だ。
いわば、俗信のグローバル・スタンダードです。
また菖蒲は胃病などに効果のある薬草であり、菖蒲湯に入ると体が温まって健康によいといわれてきました。
この時期は食べ物が腐りやすく、疫病や害虫がはびこる時期です。
そこから、健康を願ってこの日に菖蒲湯に入るしきたりが生まれました。
ちなみにこの日にちまきを食べるのは、中国の賢人、屈原をしのんで食べたことがはじまりだが、男の子の祭りだけに、日本の庶民のあいだでは男根の象徴とも考えられてきました。